妊娠するとホルモンの作用で排卵が起こらなくなるのを避妊に応用したものをピルと呼ぶ。エストロゲンとプロゲステロンの合成剤。これを服用することで排卵が起こらない状態を作るので、飲み忘れない限り避妊効果は100%。
月経開始後5日目から21日間、同じ時間に飲み続け、22日目から7日間服用を止める。普通はこの服用停止中に月経が来るが、月経の有る無しにかかわらず、服用を停止して8日目からから再び21日間服用を続け、7日間やめる、というパターンを繰り返す。
飲むだけですみ、歯科も女性の側からできる避妊法として注目されているが、人によっては副作用が出たり、飲むのに適さない人もいる。また、性感染症については何の防御にもならないので、コンドームとの併用などを考えなくてはいけない。
しかし、副作用が少なく、女性の体への負担が少ない低用量ピルが認可されている。低用量ピルの中には飲み忘れが内容に休薬期間がない、毎日続けて服用するタイプのものもある。より確実な避妊を考えているのなら、一度婦人科で相談してみよう。
ピルを飲んだ人誰もが副作用を起こすわけではないが、人によっては、吐き気、体重増加、肩こり、のぼせなどの副作用を訴える人がいる。しかし大半は飲み始めて数ヶ月で治ってしまう。
ただ心配なのは、血栓症という、血管が詰まる症状。これは日本人には少ないが、アメリカなどではピルと血栓症との関係が取り沙汰されている。そのため煙草を吸う女性はピルを服用しないほうがいいといわれている。
いずれにせよ、日本では、医師の処方のもとに服用することになっているので産婦人科医の診察を受け、その指示に従うこと。
● 17歳以下の女性
● よく煙草を吸う人
● 血圧が高い人
● 精神的に憂うつ感が強い人
● 甲状腺機能亢進症・糖尿病などの内分泌疾患がある人
● 肝臓・心臓・腎臓に疾患がある人
● 子宮がん・卵巣がん・乳がんなどの疑いがある人
Copyright(c)女性の健康について考える