胆石症とは、胆石を持っている状態を総称して呼ぶ病名。
胆石というのは、肝臓から分泌されている胆汁の成分の一部が固まったもの。胆石の種類には、できた位置で大まかに3つに分けられる。一つは胆のうにできる胆のう胆石、ふたつ目は肝臓の中に入っている胆管(肝臓から胆のう、十二指腸をつなぐ管)にできる管内胆石、最後は肝臓の外の胆管にできる総胆管胆石。
また、胆石をその成分から分ける場合もある。コレステロールが主成分である場合「コレステロール胆石」と呼び、胆汁色素である、ビリルビンが主成分の場合は「ビリルビン胆石」、他に主成分がはっきりしない「色素胆石」などがある。特に女性に多いのがコレステロール胆石である。
体内にできる胆石の数や大きさはいろいろで、できる場所によって症状が多少違う。代表的な症状には、せん痛発作と呼ばれる激しい腹痛、脂っこい食事を取った後や、食べ過ぎた後に起こることが多い。みぞおちのあたりから右上腹部に、我慢できないような激痛が走るという特徴がある。
人によっては、お腹と一緒に、右肩や右腕、右の背中に圧迫感や刺すような痛みをもよおす場合もある。吐き気や発熱、黄疸などの症状が現れる人も。しかし、せん痛発作は出ずに、ただなんとなく腹部が圧迫されるような感じという人だっている、さらにまったく症状がない場合もある、そのような場合を無症状胆石、あるいはサイレント・ストーンと呼んでいる。
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