貧血症 メカニズム・原因

貧血症 メカニズム・原因について

メカニズム

 我々が元気に活動するためには、食事から取り入れた栄養素を体内で燃焼させることが必要。そのとき欠かせないのが酸素で、体の各細胞に、酸素を運ぶ重要な働きをしているのが
赤血球中にある「血色素(ヘモグロビン)」である。
 このヘモグロビンが減少するということは、体に十分酸素が行き渡らないということ。したがって、全身倦怠感、目まい、動悸、息切れ、頭痛などの症状が現れてくる。しかし、こういう症状が現れる頃には貧血がかなりの重症になってることが少なくないので、検査などで貧血だと診断されたら早く治療しよう。
 ヘモグロビンの量の正常値は、WHO(世界保健機関)では12g/100ml、日本産科婦人科学会では11g/100mlとしているので、これ以下の場合を貧血と考えるといい。
 ひと口に貧血と言っても、起こる原因によって鉄欠乏製貧血、悪性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、続発性貧血に分類される。
 このうち、女性に最も多く見られるのは鉄欠乏製貧血で、その名の通り、鉄分の不足による貧血である。最近若い女性に特に貧血が増えているのは、ダイエットなどからくる鉄分不足の食事のためと考えられている。

種類別原因 鉄欠乏製貧血

 ヘモグロビンを作るのに必要な鉄分が不足して起こる。月経や妊娠・出産、授乳などで女性は男性より多くの鉄分を必要とするのでこの貧血になりやすい。また、出血を伴う病気が原因だった利するので要注意。

種類別原因 悪性貧血

 赤血球を作るのに必要なビタミンビタミンB12や葉酸が不足して起こる。胃の切除手術や、胃がんによっても起こる場合がある。

種類別原因 再生不良性貧血

 血液は骨髄で形成されるが、骨髄に異常ができてその機能が低下し、血液成分が減少するため起こる。貧血の症状のほか、皮下出血や咽頭炎、発熱yなどの感染症も伴う。

種類別原因 溶血性貧血

 一定のサイクルで生成・崩壊を繰り返している赤血球が、過剰に破壊されるため起こる。皮膚が黄色みを帯びる特徴がある。

種類別原因 続発性貧血

 症候性貧血とも言われており、慢性腎炎、肝疾患。出血、悪性腫瘍、膠原病などが原因で起こる。

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