むくみ

むくみについて

メカニズム

 我々人間の体は、60%ほどが水分で成り立っている。この水分補給と排出のバランスが崩れて、体内に必要以上の水分が溜まると「むくみ」となって現れる。また、一日中立ち仕事をしていると夕方に足がむくんでいることがあるがこれは、血液が下肢にいったまま心臓に戻りにくくなっているために、脚に水分が溜まって起こる現象のこと。これらは一時的なことで、一晩休めば解消する。

むくみと月経

 女性は、月経の周期によってもむくみやすい時期と言うのがあって、排卵後のプロゲステロンが多量に分泌される時期は、体内に水分を溜めやすい状態になっているので、足や顔がむくんだり、体重が増えたりする人もいる。しかし、月経が始まるか、もしくは終わる頃に解消されていれば、それは生理的なむくみなので心配は要らない。

心配な症状

 心配なのは妊娠中のむくみで、妊娠中毒症という、特に妊娠後期に起こりやすい病気の心配がある。これは進行すると母子ともに危険なので、きちんと治療すること。
 また、いつまでも顔や足のむくみがとれない場合は腎臓や心臓の病気が考えられる。いつもと違うむくみが現れたときは、たかがむくみと考えず、内科医を受診しよう。

治療法

 むくみというのは過剰に水分が詰まっている状態をいう。したがって、むくみを解消するためには水分を排出させるようにすればいいわけである。それには、血液の循環を良くして、滞っている水分を運び去るようにしなくてはいけない。
 それには、むくんでいる部分を温めて血行を良くするようにする。さらに、マッサージや指圧などにも同じような効果がある。足のむくみの場合は、足を少し高く上げて、血液が心臓に戻りやすくしてあげるとか、足湯などをするのも良い。
 更に、日頃から軽い運動をする、お風呂にゆっくり入るなどして全身の血液循環を良くすることに励み、むくみにくい体質をつくることも大切なことである。

予防法

 むくみというと、水分を極端に控える人がいるけれど、これは逆効果である。腎臓の働きが健康であれば、余分な水分は尿となって体外に出て行くものである。むしろ水分を取らないことにより体は水分を確保しようとして、水分を滞留する。したがって、むくみ気味のときこそ、新しい水分をたっぷり取って、滞っている体内の水分を流し出すようにすれば良い。
 しかしここで、塩分に気をつけなくてはいけない。塩分は体内で水分と結びついてとどまらせる働きをしているので、むくみ解消には塩分を控えなくていけない。
 また、塩分を体外に出す働きのあるカリウム(フルーツやジャガイモなどに多く含まれている)を取るのも効果的である。

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