頭痛の原因はさまざまで、中には緊急処置が必要なものもある。そのため、今までに経験がないような激しい頭痛が起きたらすぐに病院に行くこと。また、慢性の頭痛の場合も、一度は脳神経外科や神経ないかの診察を受けたほうが安心。時には、脳に異常がないとわかっただけで頭痛が軽くなるケースもあるほど。
脳になんの異常もない場合の頭痛は、ほとんどが過労やストレス・睡眠不足・月経周期との関係などで起こる。これには、片頭痛と、緊張性頭痛の2種類が考えられる。
片頭痛は、なんらかの原因で、血管が拡張して起こるもの。ストレスから解放されて、ホッとした時や朝起きたときに起こりやすく、頭が脈に合わせてズキンズキン痛む。前触れに、目の前がチカチカしたり、逆に暗くなったりする。
痛みはかなり強く、吐き気を伴う。症状は大体半日程度でおさまるが、体を動かしたり、光や音などの刺激で更にひどくなるようだ。
痛み始めてからの鎮痛剤はほとんど効かないので、前触れのときに早めに飲むことを心がけよう。また、血管の拡張で起こるので、それを抑えるのに頭を冷やすのも効果的。
緊張性頭痛は、首筋や頭蓋の筋肉が緊張のために収縮して起こる。年中頭痛があり、肩こりを伴うことが多い。朝よりも夕方から夜にかけてが最もひどく、首筋から後頭部にかけて痛み、ひどいときは頭全体が締め付けられるようになる。ただし、吐き気や嘔吐などの症状はほとんど起きない。
過労やストレスから筋肉が緊張して起こるものなので、その原因を取り除くことが必要。病院では鎮痛剤のほか、筋肉弛緩剤を処方する場合もある。また、筋肉がこって硬くなっている部分をマッサージしたり、温めたりするのも効果的。
頭痛はたいていの人が経験しているだけに、つい軽く考えてしまいがちだが、たびたび痛む場合や、鎮痛剤が効かない、発熱や嘔吐を伴うなどの場合は、一度病院で診察を受けよう。
例えば、吐き気や嘔吐、意識障害を伴って起こる激しい頭痛は、くも膜下出血や脳出血、脳梗塞が考えられる。また、早朝の頭痛が続く場合には脳腫瘍も疑われる。こういう場合は一刻も早く診察を受けること。
脳以外の病気が原因でも頭痛は発生する。目の痛みと吐き気がある場合は緑内障が疑われる。また中耳炎や副鼻腔炎・虫歯・度の合わない眼鏡を使っていたり。視力が低下しても頭痛の原因になる。このような場合は、原因となる病気の治療をすることで、頭痛は解消する。
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