仕事がうまくいかない、人間関係でトラブルがあるなど、こういうストレス解消のためにやけ食いをしたりお酒を飲んだりすることは多くの人が経験あるだろうことと思う。会社帰りに友達や同僚と飲んでストレス解消しているうちはまだいいが、家にかえって一人で飲むようになったらちょっと危険。例え飲む量はそんなに多くなくとも。それが毎日の習慣になってしまうと、アルコール依存症になるので要注意。
飲み始めたらやめられない、飲まないと眠れない、量がだんだん増えてきた、夜中でも飲みたくなったら買いに行くなど、自覚症状のある人は、アルコール依存症の入り口に立っていると思ったほうがいい。
女性の場合、女性ホルモンの関係や肝臓の処理能力が弱いため、男性よりも少ない量・短い期間でアルコール依存症になるといわれている。男性では10年以上かかるところを女性は5年、ひどいと1~2年の飲酒でもアルコール依存症になったという報告もあるくらいだ。
特に女性が陥りやすいのは「キッチンドリンカー」といって、家の中で一人で飲む習慣である。昼間家族の目が届きにくい専業主婦や一人暮らしの女性に多いパターンである。キッチンドリンカーの場合は最初から一人でお酒を飲む癖がついてしまうため、昼間から飲む、1回の量は少なくても何度も飲むなど、歯止めがきかず病的な飲酒パターンにはまりやすい。
習慣化した飲酒は、ある程度の精神的な安心を与えてくれるため、精神的に依存性があるわけだがアルコール依存症の怖さはそれだけにとどまらないところにある。
アルコールには、麻薬にも似た「依存性」があって、飲酒習慣が続くと「飲まずにはいられない」状態の体になり禁断症状が現れてくる。最も多い症状が、手足の震え。また、飲まないと眠れない、汗をかきやすい、判断力の低下なども現れる。
依存症は徐々に進行するので、禁断症状が現れたときには、かなり体がお酒に中毒している状態である。ここまで来るとすぐさま禁酒をしなくてはならない。しかし自分の意思だけではかなり難しいので、専門の医療機関に相談するのが適切である。
アルコール依存症にならないようにするには、少なくとも週に2日は肝臓を休ませてあげよう。また、お酒は一人で飲まない、昼間から飲まない、などの約束事をつくって実行すること。
ほかに、お酒以外のストレス解消法を見つけることも大事である。
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